【名馬列伝】レイデオロ|血統・競走成績・産駒を徹底解説!

レイデオロ 天皇賞・春 サンライズアース

2025年の阪神大賞典を圧勝し、春の天皇賞でも有力視されているサンライズアース。父、レイデオロの初年度産駒だが、レイデオロ自身は、サンデーサイレンスが席巻する時代にサンデーサイレンスの父を持たない貴重な種牡馬として注目を集める1頭。初年度産駒から天皇賞馬を輩出し、長距離種牡馬としてその地位を固めるか、注目が集まっていますので、今回はレイデオロについて調べてみました。

レイデオロのプロフィール

誕生までの背景

レイデオロは2014年2月5日、北海道安平町・ノーザンファーム生まれ。父は2001年のJRAリーディングサイアー¹で、母系はシンボリクリスエスを母父に持つ良血。キャロットファームの所有馬としてデビュー前から注目を浴びた。

馬体・性格の特徴

栗毛の雄大な馬体に柔軟なフットワークを携え、「折り合い良く末脚を伸ばすタイプ」と評される。気性は比較的穏やかで調教時の集中力が高く、長距離戦でも安定して好走した。

血統・家系(血統解説)

  • 父系:キングカメハメハ(Mr. Prospector系)
  • 母系:ラドラーダ(母父シンボリクリスエス)
    キングカメハメハ譲りのパワーと、シンボリクリスエス譲りのスタミナがクロスし、芝中距離で抜群の強さを発揮する。


競走成績・実績

中央競馬15戦7勝、ドバイ遠征2戦0勝の計17戦7勝。獲得賞金は8億8,155万円。JRA賞最優秀3歳牡馬(2017)、同最優秀4歳以上牡馬(2018)に輝く。

出走日レース名クラス人気着順
2019-12-22有馬記念G197
2019-11-24ジャパンCG1111
2019-09-22オールカマーG214
2019-06-23宝塚記念G125
2019-03-30ドバイシーマクラシックG16
2018-12-23有馬記念G112
2018-10-28天皇賞(秋)G121
2018-09-23オールカマーG211
2018-03-31ドバイシーマクラシックG14
2018-02-11京都記念G213
2017-11-26ジャパンCG122
2017-09-24神戸新聞杯G211
2017-05-28東京優駿(日本ダービー)G121
2017-04-16皐月賞G155
2016-12-25ホープフルSG211
2016-12-03葉牡丹賞500万下11
2016-10-092歳新馬新馬11

主な勝鞍・名場面

  • G1 東京優駿(日本ダービー)2017年
  • G1 天皇賞(秋)2018年
  • GII ホープフルS 2016年
  • GII 神戸新聞杯 2017年

種牡馬としての歩み

種付料(初年度)

2021年初年度供用時の種付料は600万円で満口スタート。キャロット一口400口は即日完売となった。

種付料(2025年現在)

社台スタリオンステーションでの2025年種付料は250万円。前年500万円からさらに見直されている。


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主な産駒・種牡馬成績

  • 産駒数:456頭
  • 通算勝利数:中央82勝・地方47勝
  • 重賞勝利数:中央2勝(GII 1、GIII 1)
  • 総賞金(産駒合計):中央13億9,272万円
  • 代表産駒
    • サンライズアース(牡2021)7戦3勝・阪神大賞典G2制覇【1億4,768万円】
    • トロヴァトーレ(牡2021)10戦6勝・ダービー卿CT(G3)【1億4,006万円】
    • アドマイヤテラ(牡2021)8戦4勝・大阪―ハンブルクC(OP)【1億2,680万円】

【最新】レイデオロ産駒ランキング|注目の産駒トップ10を徹底解説!

レイデオロ産駒の特徴とは?

父の柔軟なフットワークと母父譲りのスタミナを併せ持ち、芝1800~2400mで安定した好走が光る。デビュー時から高い素質馬が多く、クラシック~中長距離G1路線での活躍が期待される。

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レイデオロ産駒ランキング【TOP10】

順位馬名戦績・勝鞍獲得賞金(万円)距離適性評価ポイント
1サンライズアース阪神大賞典(G2)1着ほか14,768芝2000~3000m重賞初制覇を達成、3000m戦線に強さ
2トロヴァトーレダービー卿CT(G3)1着14,006芝1600~2000m短中距離での鋭い末脚が武器
3アドマイヤテラ大阪―ハンブルクC(OP)1着12,680芝2000~2600mリステッド勝ちの実績が光る
4ムルソーJRAウルトラプレミアム…C(3勝C)5,478芝1800~1900mクラス突破後の伸びしろ大
5パフ3歳以上1勝C勝ち4,597芝1600~2000m堅実な走りでコツコツ勝利
6ウォーターガーベラ2歳未勝利勝ち3,979芝1800m将来の重賞挑戦候補
7カラマティアノスこうやまき賞(1勝C)勝ち3,566芝2000m末脚と持続力が魅力
8ボンヌソワレ2歳未勝利勝ち2,862芝1800m素質の高さを感じさせる
9ピックデムッシュ山吹賞(1勝C)勝ち2,196芝2000~2200m中山2200mでの好走
10ゴッドエスパーダ3歳1勝C勝ち1,860ダート1800mダート適性も示す意外性

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レイデオロ産駒は今後が本当に楽しみ!

トップ世代はもちろん、2~3歳世代にも有望馬がずらり。長距離~中距離のG1戦線に新風を吹き込む可能性大で、今後の動向から目が離せない。


【必見】レイデオロ産駒×母父別データ分析|好相性パターンを徹底解説!

はじめに|なぜ「母父」分析が重要なのか?

母父(ブルードメアサイアー)の血は、気性・スタミナ・瞬発力など多面的要素を大きく左右。父との相性が良い配合は、産駒の安定感や勝ち上がり率を高める。

レイデオロ産駒×母父別データ【ランキング形式】

(集計期間:産駒デビュー~2025年4月20日時点)

母父馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
エンパイアメーカー  10-  2-  0-  7/ 19 52.6% 63.2% 63.2%
マンハッタンカフェ   8-  7-  3- 51/ 69 11.6% 21.7% 26.1%
ハーツクライ   8-  4-  5- 44/ 61 13.1% 19.7% 27.9%
ディープインパクト   7-  8- 15-149/179 3.9% 8.4% 16.8%
ネオユニヴァース   4-  8-  2- 17/ 31 12.9% 38.7% 45.2%
アグネスタキオン   4-  4-  3- 17/ 28 14.3% 28.6% 39.3%
ファルブラヴ   4-  4-  1- 16/ 25 16.0% 32.0% 36.0%
ダイワメジャー   4-  3-  4- 25/ 36 11.1% 19.4% 30.6%
ブラックタイド   3-  0-  7- 10/ 20 15.0% 15.0% 50.0%
ハービンジャー   2-  2-  0-  2/  6 33.3% 66.7% 66.7%
サンデーサイレンス   2-  1-  6- 14/ 23 8.7% 13.0% 39.1%
ゼンノロブロイ   2-  1-  1- 23/ 27 7.4% 11.1% 14.8%
フジキセキ   2-  1-  1- 12/ 16 12.5% 18.8% 25.0%
Unusual Heat   2-  1-  1-  4/  8 25.0% 37.5% 50.0%
ウォーエンブレム   2-  1-  0-  2/  5 40.0% 60.0% 60.0%
Street Cry   2-  0-  0-  7/  9 22.2% 22.2% 22.2%
Frankel   2-  0-  0-  3/  5 40.0% 40.0% 40.0%
フォーティナイナーズサン   1-  4-  1-  9/ 15 6.7% 33.3% 40.0%
Kendargent   1-  2-  2-  2/  7 14.3% 42.9% 71.4%
ヴィクトワールピサ   1-  2-  1-  9/ 13 7.7% 23.1% 30.8%
ヤマニンセラフィム   1-  2-  0-  3/  6 16.7% 50.0% 50.0%
Archarcharch   1-  1-  2-  1/  5 20.0% 40.0% 80.0%
メジロベイリー   1-  1-  1-  6/  9 11.1% 22.2% 33.3%
ステイゴールド   1-  1-  0- 23/ 25 4.0% 8.0% 8.0%
Oratorio   1-  0-  1-  3/  5 20.0% 20.0% 40.0%
Union Rags   1-  0-  1-  3/  5 20.0% 20.0% 40.0%
フレンチデピュティ   1-  0-  0-  9/ 10 10.0% 10.0% 10.0%
ディープブリランテ   1-  0-  0-  3/  4 25.0% 25.0% 25.0%
Not For Sale   1-  0-  0-  1/  2 50.0% 50.0% 50.0%
Pure Prize   1-  0-  0-  5/  6 16.7% 16.7% 16.7%
Storm Cat   1-  0-  0- 11/ 12 8.3% 8.3% 8.3%

相性の良い配合パターンまとめ

  • エンパイアメーカー:トロヴァトーレとムルソーの2頭で10勝を稼いでの首位だが、ミスプロの4×5クロスは今後も注目。
  • マンハッタンカフェ:中距離以上で好成績を残したサンデー系の筆頭格。長距離で威力を発揮。
  • ハーツクライ:こちらも中距離以上で活躍。産駒も長距離傾向。

母の父ディープインパクトについては、圧倒的な出走頭数を誇るも、今のところ4位どまり。中長距離で活躍したサンデー系との相性が良い傾向。


【徹底分析】レイデオロ産駒の距離適性診断|産駒の適性距離は?

はじめに|レイデオロ産駒の適性距離は?

父レイデオロ譲りの中距離での切れと母系譲りのスタミナが融合し、芝2500以上で最も高いパフォーマンスを示す。

データで見る|レイデオロ産駒の距離別成績

(産駒デビュー~2025年4月20日までのJRA公式レース)

距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1000m~1300m   0-  0-  3- 48/ 51 0.0% 0.0% 5.9%
1400m~1600m  16- 16- 16-154/202 7.9% 15.8% 23.8%
1700m~2000m  51- 38- 38-429/556 9.2% 16.0% 22.8%
2100m~2400m  10-  6-  7- 73/ 96 10.4% 16.7% 24.0%
2500m~   5-  4-  2- 10/ 21 23.8% 42.9% 52.4%

まとめ

最も高い勝率を記録したのは2500m~。父の実績距離2400m付近でも安定した好走が見られるため、クラシック路線での狙い目が有効。

今後注目したいレイデオロ産駒の長距離候補

  • サンライズアース(阪神大賞典G2・3000m)
  • 2400m級重賞挑戦予定の新鋭たち(例:ピックデムッシュ、カラマティアノス)

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