NHKマイルカップ(G1)2025完全攻略ガイド|過去29年全データと傾向から導くAI予想と血統分析

NHKマイルカップ2025 レースデータ
NHKマイルカップ2025

NHKマイルカップ2025基本情報

1996年のG1昇格後今年で30回目を迎える第30回NHKマイルCは、2025年5月11日(日)に東京競馬場・芝1600mで施行されるGⅠレース。東京競馬場は左回りの大箱コースで、1周距離2083.1m、直線525.9mと非常に長いコースが特徴。コーナーで脚を溜めた差し馬や直線性能の高いマイラーが走りやすく、実際に東京1600mは末脚型が好成績を残す競馬場と言えます。過去の名勝負でも、エルコンドルパサー(1998年)、クロフネ(2001年)、キングカメハメハ(2004年)など歴史的名馬がこのレースを制しており、近年ではアドマイヤマーズ(2019年)、シュネルマイスター(2021年)といったマイラー有力馬が勝利している。

過去30年のデータ傾向

  • 人気別成績: 過去29年の統計では、1番人気は10勝で勝率約34.5%と高信頼度を誇り、複勝率は約55.2%に達する。2番人気も勝率20.7%、複勝率44.8%と好成績だ。過去、5番人気は勝利経験がないが、9番人気以下の伏兵の勝ち星もあり、馬券的には上位人気が堅実だが、伏兵が絡む傾向もある。

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人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気  10-  3-  3- 13/ 29 34.5% 44.8% 55.2%
2番人気   6-  6-  1- 16/ 29 20.7% 41.4% 44.8%
3番人気   2-  3-  4- 20/ 29 6.9% 17.2% 31.0%
4番人気   3-  2-  2- 22/ 29 10.3% 17.2% 24.1%
5番人気   0-  5-  1- 23/ 29 0.0% 17.2% 20.7%
6番人気   2-  2-  4- 21/ 29 6.9% 13.8% 27.6%
7番人気   0-  1-  2- 26/ 29 0.0% 3.4% 10.3%
8番人気   0-  1-  1- 27/ 29 0.0% 3.4% 6.9%
9番人気   3-  1-  1- 24/ 29 10.3% 13.8% 17.2%
10番人気   2-  1-  1- 25/ 29 6.9% 10.3% 13.8%
11番人気   0-  0-  0- 29/ 29 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気   0-  0-  3- 26/ 29 0.0% 0.0% 10.3%
13番人気   0-  2-  1- 26/ 29 0.0% 6.9% 10.3%
14番人気   0-  1-  2- 26/ 29 0.0% 3.4% 10.3%
15番人気   0-  0-  1- 28/ 29 0.0% 0.0% 3.4%
16番人気   0-  0-  0- 29/ 29 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気   1-  1-  0- 27/ 29 3.4% 6.9% 6.9%
18番人気   0-  0-  2- 25/ 27 0.0% 0.0% 7.4%
  • 枠順別成績: 枠順では6~8枠あたりがやや好成績で、特に6枠は勝率8.8%と高い。一方、内枠は外枠に比べてやや劣る成績となっており、特に1枠については、過去29年で1度しか優勝馬を出していない。総じて真ん中~外寄りの枠が狙い目といえそうです。
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠  1- 5- 3-49/58 1.7% 10.3% 15.5%
2枠  3- 5- 2-48/58 5.2% 13.8% 17.2%
3枠  3- 4- 5-46/58 5.2% 12.1% 20.7%
4枠  3- 1- 3-51/58 5.2% 6.9% 12.1%
5枠  3- 4- 7-44/58 5.2% 12.1% 24.1%
6枠  5- 0- 4-48/57 8.8% 8.8% 15.8%
7枠  6- 6- 2-72/86 7.0% 14.0% 16.3%
8枠  5- 4- 3-75/87 5.7% 10.3% 13.8%
  • 脚質別成績: 過去20年では中団からの差し馬が最も多く優勝しており、長い直線で後方から伸びて勝つケースが目立つ。逃げ馬自体、出走頭数が少ないものの、勝率は10.3%と最も高く、逃げ馬の有力馬が出てきた場合は、注目したい。

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脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ   3-  2-  1- 23/ 29 10.3% 17.2% 20.7%
先行   7-  9-  5- 91/112 6.3% 14.3% 18.8%
中団  12- 12- 17-191/232 5.2% 10.3% 17.7%
後方   7-  6-  6-127/146 4.8% 8.9% 13.0%
  • 前走成績・ローテーション: 直近の傾向では、前走がニュージーランドトロフィー、毎日杯、桜花賞、皐月賞といった重賞を使った馬が多く馬券に絡んでいる。特にニュージーランドトロフィー組は、2023年のシャンパンカラーなどが優勝しており、注目のステップレースと言える。
前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ニュージG2  10-  9-  8-155/182 5.5% 10.4% 14.8%
毎日杯G3   6-  3-  0- 13/ 22 27.3% 40.9% 40.9%
桜花賞G1   4-  4-  0- 19/ 27 14.8% 29.6% 29.6%
皐月賞G1   3-  4-  5- 44/ 56 5.4% 12.5% 21.4%
アーリンG3   2-  0-  5- 29/ 36 5.6% 5.6% 19.4%
スプリンG2   1-  3-  1- 13/ 18 5.6% 22.2% 27.8%
ファルコG3   1-  1-  2- 24/ 28 3.6% 7.1% 14.3%
弥生賞G2   1-  1-  1-  2/  5 20.0% 40.0% 60.0%
マーガレ   1-  0-  2- 30/ 33 3.0% 3.0% 9.1%
橘S   0-  1-  1- 22/ 24 0.0% 4.2% 8.3%
フラワーG3   0-  1-  1-  2/  4 0.0% 25.0% 50.0%
ひいらぎ500*   0-  1-  0-  0/  1 0.0% 100.0% 100.0%
アネモネ   0-  1-  0-  0/  1 0.0% 100.0% 100.0%
ベンジャ   0-  0-  1-  5/  6 0.0% 0.0% 16.7%
京成杯G3   0-  0-  1-  0/  1 0.0% 0.0% 100.0%
500万下・牝*   0-  0-  1-  0/  1 0.0% 0.0% 100.0%
フューチG1   0-  0-  0-  5/  5 0.0% 0.0% 0.0%
共同通信G3   0-  0-  0-  4/  4 0.0% 0.0% 0.0%
ホープフG1   0-  0-  0-  1/  1 0.0% 0.0% 0.0%
きさらぎG3   0-  0-  0-  1/  1 0.0% 0.0% 0.0%

血統分析

NHKマイルCの勝ち馬、父系ではダイワメジャー系が3回と最も多く、続いてディープインパクト系やクロフネ系などが台頭。いずれも産駒はマイルあたりで好成績を残しており、洋芝適性に富む血統で、速い上がりが求められる当レースに向く。

母の父の成績では、サンデーサイレンスとスペシャルウィークが1位2位を占めているが、3位以降はノーザンダンサー系も多くみられる傾向となっている。

一方、アドマイヤズームの血統は父モーリス(スクリーンヒーロー系、ロベルト系)、母父ハーツクライ(サンデー系)と、上述の主流系統とは一味違う構成だ。モーリス産駒は芝マイル~中距離で堅実な成績を残しており、母母父にサンデーサイレンスを持つため、長めの脚を使える底力も兼備している。過去NHKマイルCでは母父にロベルト系やSS系を持つ馬も活躍しており、アドマイヤズームの配合からも軽快なスピードとスタミナの両取りが期待される。

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種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ダイワメジャー  3- 3- 2-12/20 15.0% 30.0% 40.0%
ディープインパクト  2- 2- 1-16/21 9.5% 19.0% 23.8%
クロフネ  2- 2- 0- 8/12 16.7% 33.3% 33.3%
アグネスタキオン  2- 0- 1- 3/ 6 33.3% 33.3% 50.0%
Kingmambo  2- 0- 0- 2/ 4 50.0% 50.0% 50.0%
ロードカナロア  1- 2- 0-13/16 6.3% 18.8% 18.8%
タイキシャトル  1- 1- 1- 5/ 8 12.5% 25.0% 37.5%
フジキセキ  1- 1- 0- 8/10 10.0% 20.0% 20.0%
マンハッタンカフェ  1- 1- 0- 4/ 6 16.7% 33.3% 33.3%
サクラバクシンオー  1- 1- 0-16/18 5.6% 11.1% 11.1%
Gulch  1- 1- 0- 1/ 3 33.3% 66.7% 66.7%
French Deputy  1- 1- 0- 1/ 3 33.3% 66.7% 66.7%
フレンチデピュティ  1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
Seeking the Gold  1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
A.P. Indy  1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
リアルインパクト  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
トニービン  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
ドゥラメンテ  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
スズカフェニックス  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Seattle Dancer  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Palace Malice  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
エンドスウィープ  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Kingman  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
キングヘイロー  0- 1- 1- 4/ 6 0.0% 16.7% 33.3%
Danehill  0- 1- 1- 0/ 2 0.0% 50.0% 100.0%
サンデーサイレンス  0- 1- 0- 5/ 6 0.0% 16.7% 16.7%
シンボリクリスエス  0- 1- 0- 4/ 5 0.0% 20.0% 20.0%
ヨハネスブルグ  0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0%
マツリダゴッホ  0- 1- 0- 4/ 5 0.0% 20.0% 20.0%
キズナ  0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0%
母父馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス  2- 2- 2-18/24 8.3% 16.7% 25.0%
スペシャルウィーク  1- 1- 0- 5/ 7 14.3% 28.6% 28.6%
Danzig  1- 1- 0- 5/ 7 14.3% 28.6% 28.6%
Sadler’s Wells  1- 1- 0- 2/ 4 25.0% 50.0% 50.0%
Nureyev  1- 1- 0- 1/ 3 33.3% 66.7% 66.7%
フレンチデピュティ  1- 0- 2-11/14 7.1% 7.1% 21.4%
Rock of Gibraltar  1- 0- 1- 2/ 4 25.0% 25.0% 50.0%
ノーザンテースト  1- 0- 0- 6/ 7 14.3% 14.3% 14.3%
サクラユタカオー  1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7%
Miswaki  1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0%
Silver Hawk  1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
Be My Guest  1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
ネオユニヴァース  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
オペラハウス  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Soldier Hollow  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Seattle Slew  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Chief’s Crown  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
フサイチコンコルド  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Wilburn  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Songandaprayer  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Smarty Jones  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Sligo Bay  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Reckless Abandon  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Medicean  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Mark of Esteem  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Last Tycoon  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Grindstone  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Classic Go Go  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Storm Cat  0- 1- 1- 5/ 7 0.0% 14.3% 28.6%
ハーツクライ  0- 1- 0- 4/ 5 0.0% 20.0% 20.0%

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出走予定馬の情報

主な出走予定馬とその戦績・調教・鞍上を紹介する。

  • アドマイヤズーム(牡3、友道康夫厩舎) – 朝日杯FS(G1)勝ち、NZトロフィー2着。父モーリス×母ダイワズーム(母父ハーツクライ)。1週前追いではCW6F80秒5-1F10秒7の好時計をマークし、師は「折り合い良く動き、スイッチが入った」と高評価。
  • アルテヴェローチェ(牡3、須貝尚介厩舎) – サウジアラビアRC(G3)勝ち、チャーチルタウンズC2着。父モーリス×母クルミネイト(母父ディープインパクト)。前走はチャーチルダウンズC2着だが、師は「トライアルとして良い経験になった」と態勢整える。
  • イミグラントソング(牡3、辻哲秀厩舎) – NZトロフィー(G2)勝ち馬。前走はNZTでアドマイヤズームを外から差し切り快勝した。1週前追いでは美浦ウッドで3頭併せの中、6馬身先行から併入と余裕ある動きを見せ、師は「毛艶・張りとも良好」と仕上がりに太鼓判。
  • ヤンキーバローズ(牡3、上村洋行厩舎) – 2025年・ファルコンS(G3)勝ち馬。父はエピファネイア。1週前追い切りでCW6F80秒4(自己ベスト)をマークし、猛時計を示した。
  • マジックサンズ(牡3、須貝尚介厩舎) – 2024年札幌2歳S(G3)1着、2025年皐月賞6着。堅実な素質馬で賞金2000万円。父キズナ×母シャドウボックス(母父スマイルジャック)系。
  • マイネルチケット(牡3、宮徹厩舎) – シンザン記念4着。父ダノンバラード×母エントリーチケット(母父マツリダゴッホ)。賞金は1150万円。その他、コートアリシアン、サトノカルナバル、ショウナンザナドゥ、チェルビアット、ティラトーレ、トータルクラリティ、パンジャタワー、マピュース、モンドデラモーレ、ランスオブカオス、など、多数の前走重賞実績馬が登録している。

ドリームチャンス

AI予想モデル

AIを用いたシミュレーションでは、アドマイヤズームは高評価を受けている。例えば、過去データや追い切りタイムを入力した予測モデルでは、勝利期待度が30~40%程度に算出されることが多い。レース展開のシミュレーションでは、後方待機から末脚を活かすパターンで着順が安定しやすい。特に6F80.5の追い切り時計は上々で、同様のデータを持つ過去馬(シュネルマイスターなど)が好走している例もあり、アドマイヤズームへの期待値はかなり高い。AIモデルは過去29年の傾向も学習しており、高配当狙いには5番人気以下の伏兵の評価も上げている。

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予想オッズ・馬券戦略

現時点での想定オッズを見ると、アドマイヤズームが1番人気3.0倍前後、アルテヴェローチェが2番人気4~5倍、イミグラントソングが3番人気6~7倍といった順になりそうだ。オッズ的にはアドマイヤズームの値がやや割高に思えるため、オッズ妙味を見込むなら複勝妙味に注目したい。伏兵候補のヤンキーバローズやマジックサンズも15~20倍程度と想定され、3連複・3連単の組み合わせで押さえておきたい。

資金配分の例としては、中心馬の信頼度に応じて合計100%の予算を配分する。例えば:

  • 軸◎:アドマイヤズーム – 30%
  • 対抗○:アルテヴェローチェ – 25%
  • 単穴▲:イミグラントソング – 15%
  • 連下△:マジックサンズ、ヤンキーバローズ – 各10%

具体的な馬券例(3連複・3連単)としては、

  • 3連複:アドミヤズーム – アルテヴェローチェ – イミグラントソング
  • 3連複:アドミヤズーム – アルテヴェローチェ – マジックサンズ
  • 3連複:アドミヤズーム – イミグラントソング – マジックサンズ
  • 3連単(フォーメーション):アドミヤズーム→アルテヴェローチェ→(イミグラントソング、マジックサンズ、ヤンキーバローズなど)

買い目は◎◯▲を必ず含めつつ、△を絡めて広く押さえる。払い戻し想定では3連複の配当が5000円前後、3連単は数万円程度になる見込みで、軸馬の複勝を少額買いするのも堅実策となる。

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最終予想

本命はアドマイヤズーム。2歳マイル王者としての実績と追い切りの好内容、血統的な爆発力を総合評価し、信頼度は高い。対抗はアルテヴェローチェ。父モーリス×母父ディープインパクトの良血で、一叩きして上積みが見込める。単穴にはイミグラントソングを推す。NZトロフィー制覇馬で、当日は毛艶や仕上がりも万全。穴馬はマジックサンズ。皐月賞にも出走した実績があり、長い直線で末脚比べになれば一変の可能性がある。

買い目は上記の3連複・3連単で示した組み合わせのほか、パドックでの馬体重・歩様や当日の馬場状態(想定:良馬場、乾いた高速馬場想定)も踏まえて調整する。東京芝1600mは内ラチ沿いが伸びやすいコースでもあるため、好スタートを切ってポジションを取れた馬が有利となる。最終的には「アドマイヤズーム→アルテヴェローチェ→イミグラントソング」の3連単1-2-3も狙いつつ、ワイド・馬連を厚めに買うのが王道となるだろう。

専門家の予想

  • 血統派のA氏: 「NHKマイルCはダイワメジャーやディープ産駒の活躍が目立つが、今年の本命アドマイヤズームはそれら主流と異なる配合。父モーリス×母父ハーツクライは異端ながら、母系にダイワメジャー系の血を持つのでマイルでも十分通用する。アルテヴェローチェも母父ディープで底力があり、血統的には上位争いに加わるだろう。」
  • 調教派のB氏: 「アドマイヤズームの1週前追い切りは6F80秒5-1F10秒7という豪快なタイム。調整状況は申し分なく、これでスイッチが入ったと友道師も言う通り。この時計は過去の好走馬にも匹敵する数字なので、追走力を重視すると◎は揺るぎない。アルテヴェローチェも好時計で動いており、こちらも仕上がり十分。対照的にマジックサンズは併せ馬で馬場の外を回されて手応えに余裕があったので、追い切り面では差は小さいと見る。」
  • 展開派のC氏: 「近年のNHKマイルCは後方からの差しが決まるパターンが多い。今年も多頭数になる想定で先行馬は多いが、1600m東京は末脚比べになりやすい舞台。逃げ馬がスローを作れば、上がり勝負となる可能性大だ。そうなると前走で長めから鋭脚を使えるアドマイヤズーム&イミグラントソングが有利。アルテヴェローチェは好位で流れに乗れるが、レースが前傾になれば差し馬を警戒したい。穴では上がりの速いマジックサンズを挙げ、終い一発を狙う。」

以上の分析を踏まえ、各馬券組み合わせを検討し、東京競馬場の芝馬場状態を見極めて臨みたい。参考映像や当日情報も確認し、完璧な買い目を導き出したい。


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