東京優駿 日本ダービー 2025完全攻略ガイド|過去30年のデータと傾向から導くAI予想と血統分析

ディープインパクト レースデータ
ディープインパクト

日本競馬の頂点に君臨する3歳クラシック春の最終戦「東京優駿(日本ダービー)」。2025年も、皐月賞から続く熱戦のフィナーレとして、世代最強馬の称号をかけて激闘が繰り広げられます。本記事では、過去30年(1995〜2024年)の膨大なレースデータ分析、血統傾向、最新AI予想モデルの結論を一挙公開。初心者からコアな競馬ファンまで満足いただける完全攻略ガイドです。


東京優駿 日本ダービー 2025の基本情報と魅力

開催日時と東京競馬場の特徴

開催日:2025年6月1日(日)15:40発走予定
コース:東京競馬場・芝2400m
解説:日本ダービー(正式名称:東京優駿〈とうきょうゆうしゅん〉)は、東京競馬場・芝2400mで毎年5月下旬頃に施行される3歳馬限定のGⅠ競走です。通称「ダービー」と呼ばれ、日本のクラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)の第2弾に位置づけられています。3歳馬のG1レースとして3歳馬が目指す最高峰のレース。

東京優駿 日本ダービー 2025の出走登録一覧

5月18日現在、日本ダービーの出走登録は20頭。皐月賞、トライアルレースで優先出走権を得た7頭の他、13頭が収得賞金順に出走枠を争います。今のところ、収得賞金順900万円のトッピボーン迄が出走確定で、このボーダーライン以下の収得賞金400万円の3頭が1枠を抽選で争う格好です。

馬名 所属 調教師  収得賞 優先
ミュージアムマイル (栗) 高柳大輔 リオンディーズ 12,300 優先
クロワデュノール (栗) 斉藤崇史 キタサンブラック 9,800 優先
ジョバンニ (栗) 杉山晴紀 エピファネイア 3,600 優先
マスカレードボール (美) 手塚貴久 ドゥラメンテ 3,250 優先
サトノシャイニング (栗) 杉山晴紀 キズナ 3,200 優先
ファイアンクランツ (美) 堀宣行 ドゥラメンテ 1,500 優先
レディネス (栗) 昆貢 スワーヴリチャード 1,600 優先
ファンダム (美) 辻哲英 サートゥルナーリア 3,650  
ショウヘイ (栗) 友道康夫 サートゥルナーリア 3,100  
ファウストラーゼン (栗) 西村真幸 モズアスコット 3,100  
エリキング (栗) 中内田充 キズナ 2,600  
ニシノエージェント (美) 千葉直人 イスラボニータ 2,450  
リラエンブレム (栗) 武幸四郎 キズナ 2,450  
エムズ (栗) 池江泰寿 ドゥラメンテ 2,000  
ドラゴンブースト (栗) 藤野健太 スクリーンヒーロー 1,950  
カラマティアノス (美) 奥村武 レイデオロ 1,700  
トッピボーン (栗) 笹田和秀 リアルスティール 900  
ジュンアサヒソラ (美) 高柳瑞樹 イスラボニータ 400  
ホウオウアートマン (栗) 矢作芳人 ドゥラメンテ 400  
マイユニバース (栗) 武幸四郎 レイデオロ 400  

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2025年ダービー前哨戦の結果(上位馬) ※出走予定は未定

開催日 レース名 クラス名 場所 距離 着順 馬名 性別 騎手
5月11日 NHKマイルG1 G1 東京 芝1600 1着 パンジャタワー 松山弘平
          2着 マジックサンズ 武豊
          3着 チェルビアット ディー
開催日 レース名 クラス名 場所 距離 着順 馬名 性別 騎手
5月10日 京都新聞G2 G2 京都 芝2200 1着 ショウヘイ 川田将雅
          2着 エムズ 松山弘平
          3着 デルアヴァー 荻野極
開催日 レース名 クラス名 場所 距離 着順 馬名 性別 騎手
5月4日 プリンシ(L) OP(L) 東京 芝2000 1着 レディネス 横山典弘
          2着 ジョイエッロ 田口貫太
          3着 カレンラップスター 北村宏司
開催日 レース名 クラス名 場所 距離 着順 馬名 性別 騎手
4月26日 青葉賞G2 G2 東京 芝2400 1着 エネルジコ ルメール
          2着 ファイアンクランツ モレイラ
          3着 ゲルチュタール シュタル
開催日 レース名 クラス名 場所 距離 着順 馬名 性別 騎手
4月20日 皐月賞G1 G1 中山 芝2000 1着 ミュージアムマイル モレイラ
          2着 クロワデュノール 北村友一
          3着 マスカレードボール 横山武史

過去30年の勝ち馬

昨年は、ダノンデサイル騎乗の横山典弘騎手が、日本ダービー史上、最年長で制したのは記憶に新しい所ですが、ディープインパクトやオルフェーブルコントレイルの3冠馬や、種牡馬として、今でも産駒が席巻しているキズナ等、名だたる名馬が名を連ねています。

年度 勝ち馬 騎手 所属 調教師 種牡馬 人気
2024年 ダノンデサイル 横山典弘 (栗) 安田翔伍 エピファネイア 9
2023年 タスティエーラ レーン (美) 堀宣行 サトノクラウン 4
2022年 ドウデュース 武豊 (栗) 友道康夫 ハーツクライ 3
2021年 シャフリヤール 福永祐一 (栗) 藤原英昭 ディープインパクト 4
2020年 コントレイル 福永祐一 (栗) 矢作芳人 ディープインパクト 1
2019年 ロジャーバローズ 浜中俊 (栗) 角居勝彦 ディープインパクト 12
2018年 ワグネリアン 福永祐一 (栗) 友道康夫 ディープインパクト 5
2017年 レイデオロ ルメール (美) 藤沢和雄 キングカメハメハ 2
2016年 マカヒキ 川田将雅 (栗) 友道康夫 ディープインパクト 3
2015年 ドゥラメンテ M.デム (美) 堀宣行 キングカメハメハ 1
2014年 ワンアンドオンリー 横山典弘 (栗) 橋口弘次 ハーツクライ 3
2013年 キズナ 武豊 (栗) 佐々木晶 ディープインパクト 1
2012年 ディープブリランテ 岩田康誠 (栗) 矢作芳人 ディープインパクト 3
2011年 オルフェーヴル 池添謙一 (栗) 池江泰寿 ステイゴールド 1
2010年 エイシンフラッシュ 内田博幸 (栗) 藤原英昭 King’s Best 7
2009年 ロジユニヴァース 横山典弘 (美) 萩原清 ネオユニヴァース 2
2008年 ディープスカイ 四位洋文 (栗) 昆貢 アグネスタキオン 1
2007年 ウオッカ 四位洋文 (栗) 角居勝彦 タニノギムレット 3
2006年 メイショウサムソン 石橋守 (栗) 瀬戸口勉 オペラハウス 1
2005年 ディープインパクト 武豊 (栗) 池江泰郎 サンデーサイレンス 1
2004年 キングカメハメハ 安藤勝己 (栗) 松田国英 Kingmambo 1
2003年 ネオユニヴァース M.デム (栗) 瀬戸口勉 サンデーサイレンス 1
2002年 タニノギムレット 武豊 (栗) 松田国英 ブライアンズタイム 1
2001年 ジャングルポケット 角田晃一 (栗) 渡辺栄 トニービン 1
2000年 アグネスフライト 河内洋 (栗) 長浜博之 サンデーサイレンス 3
1999年 アドマイヤベガ 武豊 (栗) 橋田満 サンデーサイレンス 2
1998年 スペシャルウィーク 武豊 (栗) 白井寿昭 サンデーサイレンス 1
1997年 サニーブライアン 大西直宏 (美) 中尾銑治 ブライアンズタイム 6
1996年 フサイチコンコルド 藤田伸二 (栗) 小林稔 Caerleon 7
1995年 タヤスツヨシ 小島貞博 (栗) 鶴留明雄 サンデーサイレンス 1

過去30年の東京優駿 日本ダービーのデータから見える傾向

それでは、過去30年の日本ダービーをデータで振り返りながらその傾向を見ていきましょう。

人気別成績

まずは人気別の成績を見ていきましょう。1番人気は、過去30年で13勝、勝率43.3%の結果を残していますが、1番人気の平均勝率が36%程度なので、かなり優秀な成績と言えそうです。3番人気以内の馬が勝つ確率が7割を超えているので、大荒れはしにくいレースとみて良さそうです。

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気  13-  7-  4-  6/ 30 43.3% 66.7% 80.0%
2番人気   3-  5-  1- 21/ 30 10.0% 26.7% 30.0%
3番人気   6-  7-  3- 14/ 30 20.0% 43.3% 53.3%
4番人気   2-  2-  1- 25/ 30 6.7% 13.3% 16.7%
5番人気   1-  5-  0- 24/ 30 3.3% 20.0% 20.0%
6番人気   1-  0-  4- 25/ 30 3.3% 3.3% 16.7%
7番人気   2-  0-  6- 22/ 30 6.7% 6.7% 26.7%
8番人気   0-  0-  4- 26/ 30 0.0% 0.0% 13.3%
9番人気   1-  0-  2- 27/ 30 3.3% 3.3% 10.0%
10番人気   0-  1-  1- 28/ 30 0.0% 3.3% 6.7%
11番人気   0-  0-  1- 29/ 30 0.0% 0.0% 3.3%
12番人気   1-  1-  1- 27/ 30 3.3% 6.7% 10.0%
13番人気   0-  0-  0- 30/ 30 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気   0-  2-  0- 28/ 30 0.0% 6.7% 6.7%
15番人気   0-  0-  1- 29/ 30 0.0% 0.0% 3.3%
16番人気   0-  0-  1- 29/ 30 0.0% 0.0% 3.3%
17番人気   0-  0-  0- 30/ 30 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気   0-  0-  0- 24/ 24 0.0% 0.0% 0.0%

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馬体重別成績

あまり話題になる事は少ないように思いますが、馬体重別での成績を見てみると、やや傾向値がある事が分かります。以下の表を見ていただくと、小型馬より、大型馬の方が安定しているのが分かると思います。特に、出走頭数の違いもありますが、連対率、複勝率でみると、はっきりと傾向が表れています。理想的には、480kg以上の馬体重が望ましいのではないかと思います。

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
 400~419kg   0-  0-  0-  5/  5 0.0% 0.0% 0.0%
 420~439kg   0-  0-  0- 22/ 22 0.0% 0.0% 0.0%
 440~459kg   6-  5-  3- 75/ 89 6.7% 12.4% 15.7%
 460~479kg   7-  5-  9-150/171 4.1% 7.0% 12.3%
 480~499kg  12- 13-  8-128/161 7.5% 15.5% 20.5%
 500~519kg   5-  5-  7- 46/ 63 7.9% 15.9% 27.0%
 520~539kg   0-  2-  2- 17/ 21 0.0% 9.5% 19.0%
 540~   0-  0-  1-  1/  2 0.0% 0.0% 50.0%

ちなみに今年の日本ダービー出走予定馬の前走馬体重は以下の通りです。皐月賞上位の有力馬は500kg前後の馬体重で、本番に向けて心強いデータと言えるでしょう。

馬名 前走馬体重
エムズ 442
エリキング 500
カラマティアノス 464
クロワデュノール 500
サトノシャイニング 496
ジュンアサヒソラ 494
ショウヘイ 456
ジョバンニ 482
トッピボーン 468
ドラゴンブースト 476
ニシノエージェント 470
ファイアンクランツ 456
ファウストラーゼン 456
ファンダム 470
ホウオウアートマン 472
マイユニバース 468
マスカレードボール 460
ミュージアムマイル 500
リラエンブレム 480
レディネス 490

枠順別成績

続いて、枠順別の傾向値を見てみましょう。過去30年の傾向では、1枠が最も勝ち星、勝率が高い結果となっていますが、外目の枠が不利という程でもなさそうです。

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠  8- 4- 1-46/59 13.6% 20.3% 22.0%
2枠  4- 3- 4-49/60 6.7% 11.7% 18.3%
3枠  5- 4- 2-49/60 8.3% 15.0% 18.3%
4枠  0- 5- 4-50/59 0.0% 8.5% 15.3%
5枠  2- 2- 1-55/60 3.3% 6.7% 8.3%
6枠  3- 6- 4-47/60 5.0% 15.0% 21.7%
7枠  5- 3-11-70/89 5.6% 9.0% 21.3%
8枠  3- 3- 3-78/87 3.4% 6.9% 10.3%

脚質別成績

続いて脚質別の成績を見てみましょう。過去30年のデータでは、中団から差してくる馬が最も多い結果となっていますが、勝率、連対率では、先行馬の方が優勢です。直線が長い競馬場とは言え、ある程度前に付けていないと厳しい結果となっています。

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ   1-  3-  1- 25/ 30 3.3% 13.3% 16.7%
先行   9-  9- 10- 80/108 8.3% 16.7% 25.9%
中団  13- 13- 17-206/249 5.2% 10.4% 17.3%
後方   6-  5-  2-128/141 4.3% 7.8% 9.2%
マクリ   1-  0-  0-  4/  5 20.0% 20.0% 20.0%

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前走レース別成績

前走レース別の成績を見てみましょう。過去30年では、7割の21頭が皐月賞を経由してダービー馬の称号を得ています。皐月賞経由の馬と、他のレースを経由した馬の成績を分けて見ていきたいと思います。

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
皐月賞G1  21- 19- 17-183/240 8.8% 16.7% 23.8%
NHKマG1   3-  1-  1- 55/ 60 5.0% 6.7% 8.3%
京都新聞G2   2-  3-  1- 43/ 49 4.1% 10.2% 12.2%
毎日杯G3   1-  0-  0-  8/  9 11.1% 11.1% 11.1%
桜花賞G1   1-  0-  0-  3/  4 25.0% 25.0% 25.0%
京都新聞G3   1-  0-  0-  1/  2 50.0% 50.0% 50.0%
すみれS   1-  0-  0-  1/  2 50.0% 50.0% 50.0%
青葉賞G2   0-  5-  5- 51/ 61 0.0% 8.2% 16.4%
プリンシ   0-  1-  4- 35/ 40 0.0% 2.5% 12.5%
京都4歳G3   0-  1-  0-  8/  9 0.0% 11.1% 11.1%
青葉賞G3   0-  0-  1- 17/ 18 0.0% 0.0% 5.6%
ベンジャ   0-  0-  1-  2/  3 0.0% 0.0% 33.3%
端午S   0-  0-  0-  4/  4 0.0% 0.0% 0.0%
若草S   0-  0-  0-  3/  3 0.0% 0.0% 0.0%
プリンシ(L)   0-  0-  0-  6/  6 0.0% 0.0% 0.0%
スプリンG2   0-  0-  0-  5/  5 0.0% 0.0% 0.0%
兵庫CG2   0-  0-  0-  4/  4 0.0% 0.0% 0.0%
NHK杯G2   0-  0-  0-  4/  4 0.0% 0.0% 0.0%
弥生賞G2   0-  0-  0-  2/  2 0.0% 0.0% 0.0%
兵庫CG3   0-  0-  0-  1/  1 0.0% 0.0% 0.0%

前走皐月賞出走馬に限定した分析

前走を皐月賞に限定して、皐月賞の着順別に見たのが下記の表です。皐月賞を勝ってダービーも勝った2冠馬は、過去30年で7頭いました。これを見ると、皐月賞で3着以内に入った際と、4着以下でははっきり差が出ているのが分かります。しかし、4着以下でも全く振るわない、とう程でもありませんね。

皐月賞入線順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
前走1着   7-  7-  3- 11/ 28 25.0% 50.0% 60.7%
前走2着   3-  4-  3- 19/ 29 10.3% 24.1% 34.5%
前走3着   5-  3-  2- 12/ 22 22.7% 36.4% 45.5%
前走4着   1-  1-  2- 21/ 25 4.0% 8.0% 16.0%
前走5着   1-  0-  2- 13/ 16 6.3% 6.3% 18.8%
前走6~9着   2-  3-  4- 48/ 57 3.5% 8.8% 15.8%
前走10着~   1-  1-  1- 57/ 60 1.7% 3.3% 5.0%

上記の表は着順別でしたが、同じく皐月賞の着差別で成績を見てみましょう。皐月賞を2着以下でダービーを制した馬は13頭いましたが、うち12頭は0.9秒以内に入っている事が分かりました。前走皐月賞でダービー馬に輝いたのは、2009年のロジユニヴァース1頭でしたが、ロジユニヴァースは皐月賞迄、4戦4勝の無敗馬で、重賞3勝の実績を誇った馬でした。しかも皐月賞では1.7倍の1番人気に支持されての出走だっただけに、皐月賞の結果は度外視しても良いレベルだったと言えそうです。

前走着差 着別度数 勝率 連対率 複勝率
勝 2.0~   0-  0-  0-  0/  0      
勝 1.0~1.9   0-  0-  0-  0/  0      
勝 0.6~0.9   0-  0-  0-  0/  0      
勝 0.3~0.5   2-  2-  0-  2/  6 33.3% 66.7% 66.7%
勝 0.1~0.2   4-  3-  2-  6/ 15 26.7% 46.7% 60.0%
勝 0.0   1-  2-  1-  3/  7 14.3% 42.9% 57.1%
負 0.0   0-  2-  1-  7/ 10 0.0% 20.0% 30.0%
負 0.1~0.2   4-  5-  3-  8/ 20 20.0% 45.0% 60.0%
負 0.3~0.5   6-  2-  5- 32/ 45 13.3% 17.8% 28.9%
負 0.6~0.9   2-  1-  1- 56/ 60 3.3% 5.0% 6.7%
負 1.0~1.9   1-  2-  4- 54/ 61 1.6% 4.9% 11.5%
負 2.0~2.9   0-  0-  0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0%
負 3.0~3.9   0-  0-  0-  2/  2 0.0% 0.0% 0.0%
負 4.0~   0-  0-  0-  1/  1 0.0% 0.0% 0.0%

結論として、前走皐月賞出走なら、着順別ではなく、負けても0.9秒以内か、それ以上負けている場合は、重賞連勝とか、3連勝してきている程の実力がないと厳しい、と言えると考えたいと思います。

ちなみに、下記に2025年度の皐月賞の結果を載せておきます。

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皐月賞3着までに入った、ミュージアムマイルクロワデュノールマスカレードボールはダービー本番でも有力と考えられますが、着差から、0.9秒以内のヴィンセンシオまで範囲内と見ておきたいと思います。勝ち馬から1.0秒以上離された馬では、エリンキングを注意候補として上げたいと思います。ロジユニヴァースの時のように、重賞3連勝で1番人気に支持された訳ではありませんが、同じく重賞含む3連勝で皐月賞挑戦。3歳時に初出走だった事を考えると、皐月賞の結果は実力通りとは言い難い内容と考えます。出てきたら要注意馬に挙げたいと考えます。

着順 枠番 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 人気 単勝オッズ 体重
1着 6 11 ミュージアムマイル モレイラ 1.57.0   3 10.6 500
2着 5 10 クロワデュノール 北村友一 1.57.3 0.3 1 1.5 500
3着 3 6 マスカレードボール 横山武史 1.57.3 0.3 4 13.7 460
4着 3 5 ジョバンニ 松山弘平 1.57.4 0.4 7 23.4 482
5着 8 16 サトノシャイニング 西村淳也 1.57.4 0.4 2 8.6 496
6着 8 18 マジックサンズ 佐々木大 1.57.6 0.6 16 201.5 516
7着 2 3 キングスコール 藤岡佑介 1.57.7 0.7 9 40.1 494
8着 7 13 アロヒアリイ 横山和生 1.57.9 0.9 11 56.5 492
9着 7 15 ヴィンセンシオ ルメール 1.57.9 0.9 6 19.8 506
10着 7 14 カラマティアノス 戸崎圭太 1.58.0 1.0 12 60.8 464
11着 1 2 エリキング 川田将雅 1.58.0 1.0 5 18.7 500
12着 2 4 ジュタ 坂井瑠星 1.58.0 1.0 15 110.1 500
13着 1 1 ニシノエージェント 津村明秀 1.58.1 1.1 14 91.1 470
14着 4 8 ジーティーアダマン 岩田望来 1.58.2 1.2 10 41.3 496
15着 8 17 ファウストラーゼン 杉原誠人 1.58.2 1.2 8 39.8 456
16着 4 7 フクノブルーレイク 松岡正海 1.58.6 1.6 18 261.1 456
17着 6 12 ドラゴンブースト 丹内祐次 1.58.6 1.6 17 244.6 476
18着 5 9 ピコチャンブラック 石橋脩 1.58.9 1.9 13 74.7 484



皐月賞組以外を経由してダービーを制した馬

皐月賞以外を経由してダービー馬になった馬は、過去30年で9頭いました。前提として、前哨戦2着以内という条件付きですが、9頭について、いくつかの共通項が見いだせたので、書き出したいと思います。

年度 優勝馬 前走 着順 戦前の主な戦績
2021年 シャフリヤール 毎日杯(G3) 1着 特になし
2019年 ロジャーバローズ 京都新聞杯(G2) 2着 福寿草特別1着
2013年 キズナ 京都新聞杯(G2) 1着 毎日杯(G3)1着
2008年 ディープスカイ NHKマイルカップ(G1) 1着 毎日杯(G3)1着
2007年 ウォッカ 桜花賞(G1) 2着 阪神JF(G1)1着
2004年 キングカメハメハ NHKマイルカップ(G1) 1着 毎日杯(G3)1着、すみれS1着
2002年 タニノギムレット NHKマイルカップ(G1) 1着 スプリングS(G2)1着、他重賞3連勝
2000年 アグネスフライト 京都新聞杯(G3) 1着 若葉S1着
1996年 フサイチコンコルド すみれS(OP) 1着 特になし

【共通項1】毎日杯を制している(シャフリヤール、キズナ、ディープスカイ、キングカメハメハ)
9頭中4頭が毎日杯を制していたことが分かりました。約半数なので偶然とは言い難い数字だと思います。毎日杯自体は皐月賞とあまりリンクしていない為、皐月賞に間に合わなかった有力馬が、ダービーを目指してステップに使っている為、このような結果が出ているのだと考えられます。

今年の毎日杯を制したのはファンダムですが、3連勝で毎日杯制覇、無傷でダービーに臨みます。毎日杯直行でダービーを制したのはシャフリヤール1頭ですが、シャフリヤールは前哨戦の共同通信杯3着で無傷ではありませんでした。期待の持てる一頭ですね。

【共通項2】牝馬のウォッカ以外、8頭全馬が芝1800メートル以上で勝ち星あり
皐月賞迄はマイルが適距離の馬でも通用するケースは見られますが、ダービーの距離になると、芝1800m以上での実績は必須だと考えられます。

今年の出走馬で見てみると、ショウヘイ(京都新聞杯1着)、レディネス(プリンシパルS1着)が前哨戦を制していますが、2頭とも芝1800m戦で勝ち実績があるので、こちらの2頭もすぐさま消去対象にはし辛いと言えそうです。

出走間隔別成績

続いて、出走間隔別の成績を見てみましょう。

勝ち星も勝率も、圧倒的に多い結果となったのは、やはり皐月賞からステップが入る中5週~中9週組でした。皐月賞身以外で実績のあるNHKマイルカップ組みが中3週に入る為、このローテーションも実績が出ていますが、ローテーション的には中5週~中9週がベストと考えて良さそうです。

間隔 着別度数 勝率 連対率 複勝率
連闘   0-  0-  0-  0/  0      
2週   0-  0-  0-  2/  2 0.0% 0.0% 0.0%
3週   6-  5-  6-146/163 3.7% 6.7% 10.4%
4週   0-  6-  6- 83/ 95 0.0% 6.3% 12.6%
5~ 9週  23- 19- 18-202/262 8.8% 16.0% 22.9%
10~25週   1-  0-  0- 11/ 12 8.3% 8.3% 8.3%
半年以上   0-  0-  0-  0/  0      

騎手別成績

続いて騎手別の成績を見てみましょう。

やはりダービーとだけあって、上位は超一流どころが名を連ねる結果となっています。武豊騎手の6勝は圧巻ですが、

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
武豊  6- 3- 1-19/29 20.7% 31.0% 34.5%
福永祐一  3- 2- 0-18/23 13.0% 21.7% 21.7%
横山典弘  3- 2- 0-18/23 13.0% 21.7% 21.7%
四位洋文  2- 1- 3-10/16 12.5% 18.8% 37.5%
M.デム  2- 0- 1- 9/12 16.7% 16.7% 25.0%
ルメール  1- 2- 1- 5/ 9 11.1% 33.3% 44.4%
河内洋  1- 2- 1- 2/ 6 16.7% 50.0% 66.7%
岩田康誠  1- 1- 2-10/14 7.1% 14.3% 28.6%
安藤勝己  1- 1- 1- 7/10 10.0% 20.0% 30.0%
レーン  1- 1- 0- 2/ 4 25.0% 50.0% 50.0%
藤田伸二  1- 1- 0-13/15 6.7% 13.3% 13.3%
池添謙一  1- 0- 1-12/14 7.1% 7.1% 14.3%
川田将雅  1- 0- 1-16/18 5.6% 5.6% 11.1%
角田晃一  1- 0- 1- 2/ 4 25.0% 25.0% 50.0%
内田博幸  1- 0- 0-11/12 8.3% 8.3% 8.3%
浜中俊  1- 0- 0- 7/ 8 12.5% 12.5% 12.5%
石橋守  1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
大西直宏  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
小島貞博  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
戸崎圭太  0- 3- 0- 7/10 0.0% 30.0% 30.0%
蛯名正義  0- 2- 2-19/23 0.0% 8.7% 17.4%
岡部幸雄  0- 2- 0- 4/ 6 0.0% 33.3% 33.3%
横山武史  0- 2- 0- 3/ 5 0.0% 40.0% 40.0%
後藤浩輝  0- 1- 1- 8/10 0.0% 10.0% 20.0%
柴田善臣  0- 1- 0-14/15 0.0% 6.7% 6.7%
佐藤哲三  0- 1- 0- 5/ 6 0.0% 16.7% 16.7%
小牧太  0- 1- 0- 8/ 9 0.0% 11.1% 11.1%
渡辺薫彦  0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
松岡正海  0- 0- 1- 8/ 9 0.0% 0.0% 11.1%
デザーモ  0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 0.0% 25.0%

過去30年の勝ち馬の血統データから見える傾向

種牡馬別分析

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ダービーだけあって、種牡馬別の実績では、名だたる名馬がずらりと並んでいます。ディープイン産駒の7勝も凄いですが、ディープインパクトの父サンデーサイレンスも合わせると、過去30年で実に13勝、サンデーサイレンス系で見ると、実に半数以上が該当する凄まじさです。サンデーサイレンスの血が入っていなくても、その父系を辿ると、Royal Charger系と言われる血筋が実にクラシックディスタンスに強いかを物語っているのが伺えますね。

近年では、ディープインパクトの産駒が種牡馬となり、実績を残し始めている事から、これからも当面、この血脈から目が離せないと考えられます。

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト  7- 3- 4-39/53 13.2% 18.9% 26.4%
サンデーサイレンス  6- 6- 3-39/54 11.1% 22.2% 27.8%
ハーツクライ  2- 3- 1-14/20 10.0% 25.0% 30.0%
ブライアンズタイム  2- 2- 1-11/16 12.5% 25.0% 31.3%
キングカメハメハ  2- 1- 2-18/23 8.7% 13.0% 21.7%
ステイゴールド  1- 1- 0-11/13 7.7% 15.4% 15.4%
タニノギムレット  1- 1- 0- 4/ 6 16.7% 33.3% 33.3%
エピファネイア  1- 1- 0- 1/ 3 33.3% 66.7% 66.7%
アグネスタキオン  1- 0- 1-10/12 8.3% 8.3% 16.7%
オペラハウス  1- 0- 1- 4/ 6 16.7% 16.7% 33.3%
ネオユニヴァース  1- 0- 1- 5/ 7 14.3% 14.3% 28.6%
トニービン  1- 0- 0- 6/ 7 14.3% 14.3% 14.3%
Caerleon  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
サトノクラウン  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
King’s Best  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Kingmambo  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
スペシャルウィーク  0- 2- 0- 3/ 5 0.0% 40.0% 40.0%
キタサンブラック  0- 2- 0- 1/ 3 0.0% 66.7% 66.7%
フジキセキ  0- 1- 1-10/12 0.0% 8.3% 16.7%
シンボリクリスエス  0- 1- 0- 7/ 8 0.0% 12.5% 12.5%

 

ブルードメアサイア―(母の父)分析

過去30年の勝ち馬のブルードメアサイア―(母の父)を見ると、珍しい事に、同じ馬が二勝以上したことは一度もないことが分かりました。種牡馬の実績がサンデーサイレンス系に偏っている事から、非サンデー系の血が多くあるのも特徴的です。今後もしばらくは、サンデーサイレンス系×非サンデーサイレンス系(特にノーザンダンサー系)の活躍が続くのかも知れませんね。

母父馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス  1- 3- 1-26/31 3.2% 12.9% 16.1%
トニービン  1- 1- 1-10/13 7.7% 15.4% 23.1%
Unbridled’s Song  1- 1- 1- 0/ 3 33.3% 66.7% 100.0%
Storm Cat  1- 1- 0- 6/ 8 12.5% 25.0% 25.0%
マルゼンスキー  1- 0- 1- 6/ 8 12.5% 12.5% 25.0%
シンボリクリスエス  1- 0- 1- 3/ 5 20.0% 20.0% 40.0%
Nureyev  1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7%
マンハッタンカフェ  1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7%
Sadler’s Wells  1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0%
キングカメハメハ  1- 0- 0-12/13 7.7% 7.7% 7.7%
メジロマックイーン  1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
Essence of Dubai  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
フレンチデピュティ  1- 0- 0- 7/ 8 12.5% 12.5% 12.5%
ロイヤルスキー  1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0%
ダンシングブレーヴ  1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
タイキシャトル  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Last Tycoon  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Kris  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Chief’s Crown  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Alzao  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
ルション  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
スイフトスワロー  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
クリスタルパレス  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Vindication  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Platini  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Loup Sauvage  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Librettist  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Congrats  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Caro  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Cape Cross  1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%

2025年出走予定馬の種牡馬のコース適性

それでは今年の出走予定馬の種牡馬11頭について、産駒の芝2400メール以上の実績について直近10年の成績を見てみましょう。

一番勝ち星を重ねたのは、ドゥラメンテ産駒でした。相応の出走頭数があっての勝ち星もありますが、勝率も立派な成績と言えます。今年のダービーには4頭(エムズ、ファイアンクランツホウオウアートマンマスカレードボール)の産駒を送り出す予定ですが、皐月賞上位馬もいて、親子ダービー制覇の期待が掛かります。キズナ産駒は最多の出走頭数を誇りながら5勝と振るわず、2着が以上に多い結果となっています。距離が伸びた時に、何か詰めの甘さが出るのか、やや気になるデータです。2勝以下で下位に甘んじている種牡馬は、最近デビューした新種牡馬が多く、まだまだ未知数と言えるので、この成績だけ切ってしまうのは危険そうです。少し様子を見たいと思います。

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ドゥラメンテ  15- 11- 15- 57/ 98 15.3% 26.5% 41.8%
エピファネイア   9-  6-  8- 58/ 81 11.1% 18.5% 28.4%
キズナ   5- 15- 12- 83/115 4.3% 17.4% 27.8%
キタサンブラック   4-  5-  3- 27/ 39 10.3% 23.1% 30.8%
スクリーンヒーロー   3-  7-  5- 48/ 63 4.8% 15.9% 23.8%
リアルスティール   2-  2-  0- 12/ 16 12.5% 25.0% 25.0%
レイデオロ   2-  1-  0- 15/ 18 11.1% 16.7% 16.7%
リオンディーズ   2-  0-  1-  9/ 12 16.7% 16.7% 25.0%
スワーヴリチャード   1-  1-  0-  9/ 11 9.1% 18.2% 18.2%
イスラボニータ   1-  0-  0-  5/  6 16.7% 16.7% 16.7%
サートゥルナーリア   0-  0-  0-  3/  3 0.0% 0.0% 0.0%

過去30年のデータ分析によるまとめ

競馬最強の法則WEB

◎本命:クロワデュノール

皐月賞は久々が影響して最後伸びを欠いたが、一叩きで上積み期待。実力No1。
減点項目も見当たらない。

〇対抗:ミュージアムマイル

皐月賞はモレイラ騎手の手腕も大きかったが、最後は見事な末脚。上積みは見込めなさそうだが、特に減点項目も見当たらず。

▲単穴:ジョバンニ

皐月賞は勝ち馬から0.4秒差の4着に好走。巻き返しは可能。ホープフルSでクロワデュノールに肉薄した実力を評価したい。

△連下:エリキング

皐月賞は勝ち馬から1.0秒離されて11着と大敗したが、それまでは重賞含む3連勝している実力馬。京都2歳ステークスでは、皐月賞4着のジョバンニに完勝しており、皐月賞上位組みに引けは取らない実力亜があると見る。皐月賞3歳になってからは皐月賞しか走っておらず、一気の変わり身期待。


△連下:レディネス

プリンシパルSで急に変わり身を見せて快勝。東京コースは2戦2勝。キャリアも浅く、上積み必至で要注意。

注意:ファンダム

注目のレース毎日杯を制している馬。毎日杯からの直行だが、未だ土つかずで無傷の3連勝中。シャフリヤールと同じステップで、未知の実力に期待。

注意:マスカレードボール

皐月賞3着馬。小柄な体が気掛かりだが、皐月賞で見せたメンバー2番目の末脚が得意の東京コースで生きれば楽しみ。


AIが分析した東京優駿 日本ダービー 2025の予想

◎ ミュージアムマイル
  • 皐月賞(GⅠ)勝ち馬。最後の直線一気で無敗の2歳王者を撃破し、クラシック初制覇を飾った。
  • 父系kingmambo系×母父ハーツクライの配合で2400m適性◎。
  • 東京コースの適性も不安なし。
○ クロワデュノール
  • 皐月賞 2着。ミュージアムマイルに次いで粘り強い差し切り態勢をみせた。
  • 北村友一騎手とのコンビで安定感十分。
  • サンデー系×欧州血統の底力型。
▲ マスカレードボール
  • 皐月賞 3着。上位2頭とは着差わずかで、末脚は日本ダービーでも通用する。
  • 父系・母系ともにスタミナ・瞬発力の両立型。
△ ファイアンクランツ
  • 青葉賞(GⅡ)2着。勝ち馬エネルジコにクビ差まで迫り、叩き2戦目の上積み十分。
  • 母父ハーツクライでkingmambo系×サンデー血統の好相性。

★ 激走注意
  • ショウヘイ:調教時計秀逸。騎手・血統面で一発警戒。
  • ジョバンニ:皐月賞4着(僅差)、好位から早め抜け出し狙うタイプ。

トレンド照合まとめ
  • 皐月賞好走馬は過去30年で日本ダービー勝率約50%以上の鉄板ローテ。
  • 青葉賞上位も3着以内なら叩き良化型としてヒモ荒れ要注意。
  • サンデーサイレンス系血統が圧倒的優勢。

以上の傾向から、本命はミュージアムマイル、対抗クロワデュノール、単穴マスカレードボール、連下にファイアンクランツを推します。馬券を組む際は「皐月賞組を軸に青葉賞好走馬でヒモ荒れを狙う」のが王道戦略です。

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