POG2025-2026_新種牡馬研究!AI予測/コントレイル産駒の傾向と注目馬紹介

ディープインパクト
ディープインパクト

POG(ペーパーオーナーゲーム)2025-2026シーズンが本格始動する中、新種牡馬の中で最も注目を集めているのが、三冠馬コントレイル。父ディープインパクトの後継として期待がかかる中、その産駒がいよいよデビューを迎えます。本記事では、AI分析をもとにコントレイル産駒の傾向や注目馬を徹底解説。POG指名における「勝てる視点」を提供します。


コントレイル紹介

コントレイルは、2020年に史上3頭目となる無敗の三冠馬となった日本競馬界の英雄。父は伝説の名馬ディープインパクト、母ロードクロサイトの血統背景を持ち、スピードと瞬発力を兼備した名馬でした。現役引退後、社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、2025年産駒がついにデビューします。


現役時代の戦績

日付 年齢 クラス名 レース名 芝・ダート 距離 着順 着差 騎手 人気
2021.11.28 4 G1 JCG1 2400 1 -0.3 福永祐一 1
2021.10.31 4 G1 天皇賞秋G1 2000 2 0.1 福永祐一 1
2021. 4. 4 4 G1 大阪杯G1 2000 3 0.9 福永祐一 1
2020.11.29 3 G1 JCG1 2400 2 0.2 福永祐一 2
2020.10.25 3 G1 菊花賞G1 3000 1 0 福永祐一 1
2020. 9.27 3 G2 神戸新聞G2 2200 1 -0.3 福永祐一 1
2020. 5.31 3 G1 東京優駿G1 2400 1 -0.5 福永祐一 1
2020. 4.19 3 G1 皐月賞G1 2000 1 -0.1 福永祐一 1
2019.12.28 2 G1 ホープフG1 2000 1 -0.2 福永祐一 1
2019.11.16 2 G3 東京スポG3 1800 1 -0.8 ムーア 1
2019. 9.15 2 新馬 新馬 1800 1 -0.4 福永祐一 1

無敗で三冠を制しただけでなく、古馬になってからもジャパンカップを制するなど、世代最強から歴代屈指へと名を刻みました。

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コントレイル五代血統表とクロス

ディープインパクト *サンデーサイレンス Halo Hail to Reason Turn-to
 2002年 鹿毛 (早来町)  1986年 青鹿 (米)  1969年 (米)  1958年 Nothirdchance
      Cosmah Cosmic Bomb
       1953年 Almahmoud
    Wishing Well Understanding Promised Land
     1975年  1963年 Pretty Ways
      Mountain Flower Montparnasse
       1964年 Edelweiss
  *ウインドインハーヘア Alzao Lyphard Northern Dancer
   1991年 鹿毛 (愛)  1980年  1969年 Goofed
      Lady Rebecca Sir Ivor
       1971年 Pocahontas
    Burghclere Busted Crepello
     1977年  1963年 Sans Le Sou
      Highclere Queen’s Hussar
       1971年 Highlight
*ロードクロサイト Unbridled’s Song Unbridled Fappiano Mr. Prospector
 2010年 芦毛 (米)  1993年 芦毛 (米)  1987年 (米)  1977年 Killaloe
      Gana Facil Le Fabuleux
       1981年 Charedi
    Trolley Song Caro Fortino
     1983年  1967年 Chambord
      Lucky Spell Lucky Mel
       1971年 Incantation
  Folklore Tiznow Cee’s Tizzy Relaunch
   2003年  1997年 (米)  1987年 Tizly
      Cee’s Song Seattle Song
       1986年 Lonely Dancer
    Contrive Storm Cat Storm Bird
     1998年  1983年 Terlingua
      Jeano Fappiano
       1988年 Basie

[Fappiano]   9.38% 4+5 (母方)


コントレイルの父『ディープインパクト』産駒の特徴

2025年5月現在、ディープインパクトを父に持つ種牡馬の全産駒の戦績を調べてみました。

種牡馬『ディープインパクト』 距離別成績

まずは距離別成績から見ていきましよう。

最も勝率が高かった距離は、1700m~2000mの距離でした。次いで2100m~2400mが12.8%、1400m~1600mが12.1%と続く結果となりました。ディープインパクト系の種牡馬の産駒は、所謂クラシックディスタンスを得意としているのが分かりました。

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距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1000m~1300m   150-  143-  124- 1318/ 1735 8.6% 16.9% 24.0%
1400m~1600m   785-  702-  627- 4357/ 6471 12.1% 23.0% 32.7%
1700m~2000m  1424- 1185- 1076- 7054/10739 13.3% 24.3% 34.3%
2100m~2400m   300-  268-  234- 1539/ 2341 12.8% 24.3% 34.3%
2500m~    67-   81-   73-  605/  826 8.1% 17.9% 26.8%

種牡馬『ディープインパクト』 年齢別成績

続いて、年齢別の戦績を見てみましょう。

最も勝率が高かったのが、2歳・7-9月の時期で、3歳時期は比較的安定的に走っているのが分かります。しかし、4歳の夏頃から徐々に勝率が落ちて行っているのが分かりますね。

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年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
2歳・7-9月   143-  103-   72-  233/  551 26.0% 44.6% 57.7%
2歳・10-12   361-  248-  196-  831/ 1636 22.1% 37.2% 49.2%
3歳・1-3月   353-  288-  243- 1320/ 2204 16.0% 29.1% 40.1%
3歳・4-6月   334-  265-  224- 1518/ 2341 14.3% 25.6% 35.2%
3歳・7-9月   315-  236-  204- 1435/ 2190 14.4% 25.2% 34.5%
3歳・10-12   202-  147-  120-  902/ 1371 14.7% 25.5% 34.2%
4歳・1-3月   165-  147-  132-  843/ 1287 12.8% 24.2% 34.5%
4歳・4-6月   191-  165-  131-  881/ 1368 14.0% 26.0% 35.6%
4歳・7-9月   113-  135-  106-  746/ 1100 10.3% 22.5% 32.2%
4歳・10-12   119-  126-  126-  922/ 1293 9.2% 18.9% 28.7%
5歳・1-3月   104-  108-  120-  835/ 1167 8.9% 18.2% 28.4%
5歳・4-6月    89-  109-  112-  805/ 1115 8.0% 17.8% 27.8%
5歳・7-9月    76-   94-   76-  655/  901 8.4% 18.9% 27.3%
5歳・10-12    62-   71-   94-  741/  968 6.4% 13.7% 23.5%
6歳・1-3月    51-   42-   63-  545/  701 7.3% 13.3% 22.3%
6歳・4-6月    27-   38-   47-  403/  515 5.2% 12.6% 21.7%
6歳・7-9月    25-   31-   37-  286/  379 6.6% 14.8% 24.5%
6歳・10-12    16-   33-   20-  333/  402 4.0% 12.2% 17.2%
7歳以上    53-   66-   73- 1032/ 1224 4.3% 9.7% 15.7%

種牡馬『ディープインパクト』 馬場別成績

続いて、芝・ダートの馬場別の戦績も見てみましょう。出走頭数がかなり芝に偏っていながら、勝率でもダートの8.3%を大きく上回っており、明確に芝を得意とする産駒が多いのが分かります。

馬場状態 着別度数 勝率 連対率 複勝率
 2799- 2452- 2196-15266/22713 12.3% 23.1% 32.8%
 2466- 2141- 1881-12473/18961 13.0% 24.3% 34.2%
ダート   260-  238-  253- 2400/ 3151 8.3% 15.8% 23.8%
障害    73-   73-   62-  393/  601 12.1% 24.3% 34.6%

ディープ産駒は「瞬発力×柔らかさ」が特徴。コントレイルにもこの資質は強く引き継がれています。

コントレイル
コントレイル

コントレイルの母の父『Unbridled’s Song』の特徴

これまでJRAで走った競争馬でUnbridled’s Songを母の父に持つ馬は、コントレイルを筆頭格として、239頭。この239頭全馬の競争成績を調べてみました。

母の父『Unbridled’s Song』種牡馬別成績

まずは、種牡馬別の成績をを見てみましょう。2025年5月時点で103頭の種牡馬が確認できたため、ここでは上位20頭を紹介させていただきます。

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順位 種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1位 ディープインパクト  62- 37- 47-246/392 15.8% 25.3% 37.2%
2位 ハーツクライ  40- 34- 28-196/298 13.4% 24.8% 34.2%
3位 フジキセキ  14- 12- 10- 68/104 13.5% 25.0% 34.6%
4位 モーリス   9-  6-  9- 32/ 56 16.1% 26.8% 42.9%
5位 スペシャルウィーク   8-  3-  3- 40/ 54 14.8% 20.4% 25.9%
6位 パイロ   7-  9-  7- 64/ 87 8.0% 18.4% 26.4%
7位 ストリートセンス   7-  5-  5- 28/ 45 15.6% 26.7% 37.8%
8位 ジャスタウェイ   6-  7-  7- 26/ 46 13.0% 28.3% 43.5%
9位 ドゥラメンテ   6-  5-  5- 42/ 58 10.3% 19.0% 27.6%
10位 Tale of the Cat   6-  0-  0- 17/ 23 26.1% 26.1% 26.1%
11位 ネオユニヴァース   5-  7-  3- 49/ 64 7.8% 18.8% 23.4%
12位 ゴールドアリュール   5-  3-  4- 48/ 60 8.3% 13.3% 20.0%
13位 Speightstown   5-  3-  1- 15/ 24 20.8% 33.3% 37.5%
14位 キングカメハメハ   5-  1-  4- 37/ 47 10.6% 12.8% 21.3%
15位 Tapit   4- 14-  5- 32/ 55 7.3% 32.7% 41.8%
16位 キズナ   4-  4-  2-  9/ 19 21.1% 42.1% 52.6%
17位 ホワイトマズル   4-  1-  0-  8/ 13 30.8% 38.5% 38.5%
18位 ヴィクトワールピサ   3-  5-  3- 42/ 53 5.7% 15.1% 20.8%
19位 ファルブラヴ   3-  5-  1-  8/ 17 17.6% 47.1% 52.9%
20位 Quality Road   3-  5-  1- 11/ 20 15.0% 40.0% 45.0%

第1位は、コントレイルを筆頭に、2014年の朝日杯FSを制したダノンプラチナ等、多くの活躍馬を出したディープインパクトが、1位となりました。続いて、大阪杯やジャパンカップを制したスワーヴリチャードを輩出したハーツクライ、CBC賞勝ちのトーホーアマポーラを輩出したフジキセキ等、上位はやはり、サンデー系・ディープインパクト系の種牡馬がずらりと名を連ね、相性の良さを示す結果となりました。

母の父『Unbridled’s Song』年齢別成績

続いては、年齢別の成績を見ていきましょう。

最も勝率が高かったのが、4歳・4-6月の時期ですが、2歳時~3歳時の成績も安定的に良く、ディープインパクト産駒の成長曲線と似たような推移である事が分かりました。

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
2歳・7-9月   21-  17-  13-  89/ 140 15.0% 27.1% 36.4%
2歳・10-12   35-  36-  28- 193/ 292 12.0% 24.3% 33.9%
3歳・1-3月   36-  31-  30- 266/ 363 9.9% 18.5% 26.7%
3歳・4-6月   35-  20-  18- 236/ 309 11.3% 17.8% 23.6%
3歳・7-9月   30-  13-  20- 212/ 275 10.9% 15.6% 22.9%
3歳・10-12   24-  13-  16- 126/ 179 13.4% 20.7% 29.6%
4歳・1-3月   15-  19-  21- 120/ 175 8.6% 19.4% 31.4%
4歳・4-6月   23-  10-  19-  98/ 150 15.3% 22.0% 34.7%
4歳・7-9月    9-  14-  16-  88/ 127 7.1% 18.1% 30.7%
4歳・10-12   11-   9-  16- 112/ 148 7.4% 13.5% 24.3%
5歳・1-3月   11-   7-   9-  81/ 108 10.2% 16.7% 25.0%
5歳・4-6月    8-   6-   9-  73/  96 8.3% 14.6% 24.0%
5歳・7-9月    5-   4-   7-  57/  73 6.8% 12.3% 21.9%
5歳・10-12    6-   3-   0-  60/  69 8.7% 13.0% 13.0%
6歳・1-3月    4-   3-   4-  33/  44 9.1% 15.9% 25.0%
6歳・4-6月    0-   4-   0-  25/  29 0.0% 13.8% 13.8%
6歳・7-9月    1-   3-   2-  22/  28 3.6% 14.3% 21.4%
6歳・10-12    0-   0-   0-  15/  15 0.0% 0.0% 0.0%
7歳以上    0-   0-   0-  16/  16 0.0% 0.0% 0.0%

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母の父『Unbridled’s Song』距離別成績

続いて、距離別の成績を見ていきましょう。

最も勝率が高かったのは、2500m以上の距離で、続いてが1700m~2000mの距離でした。1700m~2000mの距離は、出走頭数も一番多いのを見ると、典型的な中距離血統だったと言えそうです。ディープインパクトと違って、長い距離でも力を発揮してきたのを見ると、ディープインパクトの血にUnbridled’s Songが入る事で、長距離への距離適性が補われていたと言えるかもしれません。

距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1000m~1300m   43-  45-  39- 399/ 526 8.2% 16.7% 24.1%
1400m~1600m   76-  58-  69- 568/ 771 9.9% 17.4% 26.3%
1700m~2000m  125-  92-  97- 787/1101 11.4% 19.7% 28.5%
2100m~2400m   15-  11-  14- 112/ 152 9.9% 17.1% 26.3%
2500m~   10-   2-   6-  30/  48 20.8% 25.0% 37.5%

種牡馬『コントレイル』産駒の特徴・傾向予測

AI分析により、初年度産駒の能力傾向を予測すると、以下の特徴が見えてきました。

適性馬場:芝
適性距離:1600m〜3000m
適性年齢:2歳~4歳春

父ディープインパクトの産駒も、母の父Unbridled’s Songの産駒も、或いはコントレイル自身もそうだったように、芝適性を持った馬が多くなりそうです。
距離適性については、母の父Unbridled’s Songの影響を受けて、ディープインパクトの産駒の傾向よりは長めの距離も適性を持った馬が生まれそうです。
適性年齢については、2歳の比較的早い段階から活躍する馬が多くでそうですが、活躍時期は4歳春頃まで持続する馬が多くなりそうです。


コントレイルの好相性予測配合

コントレイル産駒には、中距離以上を得意とする馬が多く出そうな分、母の父にはスピードを補う血統が入っているのが理想的と言えそうです。POG的には、「ノーザンファーム×Storm Cat持ちの牝馬」に注目です。

血統効果
Storm Cat系芝向きのスピード補完
Kingmambo系クラシック向きの底力強化
フレンチデピュティダート兼用・パワー型育成

注目の初年度産駒紹介

ゼラスキャットの23(ジングアップ) 牡馬 黒鹿毛

母:ゼラスキャット 母の父:storm cat  主な兄弟:エンスージアズム(2勝)

厩舎:未定 馬主:未定 生産者:社台ファーム

母の父がstorm catで注目産駒

ストレイトガールの23(アスクガールキセキ) 牡馬 青鹿毛

母:ストレイトガール 母の父:フジキセキ 主な兄弟:ストレイトアスク(1勝)

厩舎:未定 馬主:未定 生産者:ASKSTUD

母は2015年、2016年のヴィクトリアマイル(G1)連覇の他、2015年のスプリンターズステークス(G1)制覇のG1競走3勝の名牝。

サガルマータ 牡馬 青鹿毛

母:コンヴィクション2 母の父:City Banker 主な兄弟:レヴェッツァ(3勝)

厩舎:栗東/福永祐一 馬主:前田幸治 生産者:ノーザンファーム

57,200万円で落札されたコントレイル産駒の最高額落札馬。

ラルクアンレーヴ 牡馬 青鹿毛

母:シュガーハート 母の父:サクラバクシンオー 主な兄弟馬:キタサンブラック(12勝)

厩舎:未定 馬主:未定 生産者:ヤナガワ牧場

兄はG1競走7勝の歴史的名馬キタサンブラック。

トーセンマーベラス 牝馬 黒鹿毛

母:リトルブック 母の父:Librettist 主な兄弟馬:ロジャーバローズ(3勝)

厩舎:美浦/田村康仁 馬主:島川隆哉 生産者:飛野牧場

兄は2019年の日本ダービー馬。

コニーアイランド 牝馬 青毛

母:ヤンキーローズ 母の父:All American 主な兄弟馬:リバティアイランド(5勝)

厩舎:栗東/中内田充 馬主:サンデーレーシング 生産者:ノーザンファーム

姉のリバティアイランドは牝馬クラシック3冠馬。


まとめ

コントレイル産駒は「ディープの切れ」に「母系の万能性」が加わった、非常にバランスの良いラインナップです。POG2025においては、早期デビュー&芝中距離路線の牡馬が勝ち馬選びの鍵となるでしょう。ぜひ、今回紹介した産駒も参考にして、勝てるPOG戦略を立ててください。

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